おそらくほぼ全ての人類が感じた事があるであろう劣等感。
劣等感って一体何なんでしょう。
劣等感に苛まれた時は苦しいですよね、何にもやる気しなくなりますよね。
そんな時はどうしたらいいのか考えてみましょう。
劣等感の正体
劣等感は「自分が他人より劣っている」と感じる負の感情ですが、どうしてそんな感情が湧いてくるのでしょうか。
先日読んだ答えのない世界を生きるという本に、こんな文章がありました。
理想と現実の落差に悩む、それが劣等感の正体だ。
答えのない世界を生きる / 小坂井敏晶
劣等感と野心は表裏一体の関係にある。劣等感があるから頑張る。
だが野心があるからこそ、自らに不満を抱く。
理想の姿と比較して自分の至らなさを自覚するから劣等感に悩む。
なるほど、劣等感と野心は表裏一体だったのかと腑に落ちた感覚がありました。

劣等感があるということは、希望や野心があるということ。
劣等感を裏返せば、それがそのまま自身の欲求であり目標になるのです。
例えば
- 頭が良くない → 知識と教養を身につけたい
- 収入が低い → もっと稼ぎたい
- コミュ障 → もう少し社交性を身につけたい
- 何も成し遂げてこない人生だった → 何かを成し遂げたい
劣等感がシグナルとなって、自身の欲求が満たされていないことを知らせてくれているのです。
そう、劣等感の正体はこの理想と現実のギャップ。

劣等感を解消する方法
せっかく劣等感がシグナルとなって欲求不満であることを知らせてくれているのだから答えは簡単。
理想と現実のギャップを埋めるために行動する。
これに尽きます。

そうは言ってもそれができないから悩んでるんだよ(おこ)
そうですね、では、なぜできないのかを考えてみましょう。
できない理由
- 怖い
- どうせ続かない
- 失敗に終わるかもしれない
- めんどくさい
- 疲れる
- もう遅い
できない理由を考え始めたらキリがないですね。
これらは全て行動しない為の言い訳に過ぎません。
怖い?
少年漫画でも読んで勇気出せ!!進撃の巨人読め!!
続かない、失敗するかも?
行動した時点で成功!!断続的でも死ぬまでに止めなかったら成功!!
唯一の失敗は行動しないこと!!
めんどい、疲れる?
エネルギーの問題。飯食え!!運動しろ!!日光浴びろ!!
もう歳だし遅い?
60歳定年時代は終わりました。これからは何歳からでも何歳まででも人生は自由だ!!



・・・・・・
と、精神はどこまでも自由なので、上記のように意識を変えることだってできるはずです。
でも、意識を変えるのは行動です。
少しづつでも行動を変えることによって、少しづつ意識にも変化が及んできます。
なんかパラドックスみたいなこと言ってますが、「でも……だって……」に続くであろう理由は、行動しない自分を正当化するための言い訳なので、行動すればそんな世迷言も言わなくなるでしょう。
そう、「なぜできないのか?」との問いからは「やらないから」という逆説的な答えが導き出されます。
答えや結果を生み出すのは常に行動
行動しなかったという行動が今のあなたの劣等感を作り出した
ので、まずは、行動しよう!!
日光浴びるところから始めようか。
もっと深くいろいろ考えたい人はこちらの本をどうぞ。
ていうか、この著者の本は全部おすすめ。まだ三冊しか読んでないけど。
おわり。

