そろそろ内向的な人が生きやすい世界をつくろう

あなたは自分の内向的な性格のせいで生きづらいと感じたことがありますか?

内向的な人にとってこの社会は生きにくいです。

なぜならこの社会は外向的価値観をベースにつくられているから。

そんな外向的価値観の社会の中でも、自分が幸せだと思える環境を増やして、生きやすくするコツをお伝えます。

結論から言うと、

「内省することで自分を深く知り、受け入れ、幸せだと感じる環境に身を置く」

です。

目次

あなたは外向型?内向型?

以下の事柄は内向型人間に多くみられる特徴です。

  • パーティとかムリ
  • 大勢より、一人または少人数のグループを好む
  • 意味の無い雑談が苦手
  • バカ騒ぎの場が苦手
  • 読書や釣りなど独りで楽しめる趣味の時間が至福
  • 匂い、音、天候などの外部的な刺激に敏感
  • 電話きらい
  • 社交の場に参加した後はどっと疲れる
  • どうですか?全部当てはまりました?仲間ですね( ◠‿◠ )

    外向型や内向型といった概念を提唱したのは、かの有名な心理学者カール・ユングですが、しかし人間は必ずどちらかに分類される、というわけではありません。

    外向性内向性はひとつの連続体であり、状況に応じて変化します。

    つまり、上記のリストに多く当てはまった「わい、完全内向型やん」って人も、時と状況によっては外向型方向に変化しうるのです。

    例えば極端な例ですが、外向型の人間が絶滅したとしても、残った内向型人間の中からまた外向型人間が現れるはずです。アリと一緒。

    自分は内向型だけど、周りも内向型ばかりの状況になったら、進んで口を開いた経験のある人いるかもしれません。そんな感じ。

    現代社会は外向型人間向けに作られている

    外向型人間に一番知ってほしいのは、とにかくこの社会は内向型人間にとって生きづらいということ。

    「外向型のお前らにとってはイージーモードでもなあ、我らは日常がハードモードなんだぞ!」

    と言いたい。強く言いたい。

    民衆の多くが農業をしていた昔は、家族や村といった小さなコミュニティの中で暮らしていましたが、20世紀以降の現代社会は、都市に住み、会社や学校といったランダムな大勢の人間の集団が基本コミュニティとなり、そんな大勢の他人と共に日常を送らなければならないという、内向型人間にとってはかなりハードな仕様に歴史的変遷を遂げました。

    「大勢のランダムな人間のコミュニティ」それ自体が、内向型人間は非常に苦手です。

    でも現代社会は、会社や学校に行くのが当たりまえで、そんな当たり前のことすら出来ないのは社会不適合者だ!とレッテルを貼られてしまうんですよね。

    い、生きにくい……。

    まあでも最近は多少マシになったかな?

    コミュ障、ぼっち、陰キャ、社会不適合という言葉が自虐として普通に言える社会になったので。

    外向型と内向型の大きな違い

    外向型人間は外部からエネルギーを補給するのに対し、内向型人間は自分の内部でエネルギーを補給します。

    具体的に言うと、外向型人間は、社交的な場で人と会って話すことが楽しみであり喜び。

    人と話すことによって活力が生まれ、パーティや飲み会など大勢での催し物が大好き。

    逆に一人でいる時間が苦手。

    それとは反対に内向型人間は、一人で過ごす時間が楽しみであり喜びで活力が生まれ、

    社交的な場ではエネルギーを消耗しどっと疲れます。

    家で独りで読書したり映画見ている時間が大好き。

    ギターを弾く女性

    内向的な人が楽しく幸せに生きるには?

    さて、この外向的価値観ベースの社会で内向型人間が幸せに生きるには、まずは自分を知る事から始めましょう。

    1.内省

    まずは過去を振り返り、今までの人生で幸福を感じた時・場所・状況を思い出してみてください。

    例えば私の場合だと、

  • 家で猫と一緒に眠る時
  • 公園で散歩中にふと風や緑の匂いを感じた時
  • 数少ない仲の良い友人と会話している時
  • 独りで本を読んでのめり込んだり知的好奇心が満たされた時
  • カフェでコーヒーの香りにつつまれながら読書に耽る時
  • 雨の音を聞きながら眠る時
  • 絵描いてる時
  • いくつも挙げていくと、何かパターンが発見できると思います。

    私の場合は、自然・動物・芸術・一人または仲の良い友達と少人数といった環境に幸せを感じるんだな、と知る事ができます。

    内向的な人は、大きな変化や刺激よりも、日常のささいなことに幸せを感じる人が多い気がしますがいかがでしょう。

    また、逆に今まで辛くて嫌で嫌で仕方無かった事も同様に思い出してみてください。

    同じようにパターンを見つけ出すことで、自分が幸せを感じられる環境とそうじゃない環境がはっきりしてくると思います。

    まずは何事も自己分析から!と言ってもよいくらい内省は人生の最重要事項です。

    ちょっと時間を作って自己分析してみましょう。

    2.受容

    内向型の人は子供の頃から親や教師にもその内向性を否定され、周りには「静か」「大人しい」「何考えてるかわかんない」などと言われ傷つき、自尊心を育てることが難しかった、という人が多いかと思います。

    でも世間の3分の1~2分の1は内向型だと言われています。

    内向的なことは珍しいことでも悪いことでもなんでもなく、普通のことです。ただの性格です。

    🌞 外向的な彼らがハリウッド映画を好むように内向的な私たちはフランス映画を好みます。
    🌞 外向的な彼らがスカイダイビングに興味を示すように内向的な私たちは天体観測に興味を示します。
    🌞 外向的な彼らが自己啓発本を読むように内向的な私たちは哲学書や文学を読みます。

    ただの好みや傾向の違いです。

    受け入れましょう、お互いに。理解しましょう、お互いに。

    3.幸せだと感じる環境に身を置く

    内省で自分が何を幸福と感じるかわかったら、さあ、あとはその環境を自分で作りだせばいいだけです。

    ただ、行動を伴うのでちょっと勇気がいるかもしれません。

    会社勤めが辛いなら自営業やフリーランスでできる仕事を探して、人混みに息苦しさを感じるなら、住居環境は人の少ない静かな場所を選んだら良い。

    内向型はとにかく大勢の集団とやりとりしなくてはいけない場が苦手なので、在宅でできる仕事、家族でできる仕事、好きな分野に没頭できる仕事など、比較的独断でできる仕事が向いています。

    ブロガー、ライター、プログラマー、イラストレーター、Youtuber、農業、園芸、DJ、演奏者、セラピスト、獣医師などなど。

    日常生活では、自分は内向的で一人でいるのが好きだと公言して周りに理解しておいてもらえば、誘いを断る時に嘘の理由も要らなくなります。

    無理して周りや外向型の環境に合わせようとしないこと。

    外向型人間とお互いに話し合って理解し合う、それだけでもぐっと環境は良くなります。

    幸せは内省と少しの勇気と行動の先にあります。

    おすすめの本や動画

    スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」

    日本以上に内向的であることが生きづらそうなアメリカで、内向的であることがどういうことか、内向型人間の可能性についてのTEDトーク。

    マーティ・O・レイニー「内向型を強みにする」

    主に、内向型人間は外向型人間とどう付き合えばよいか、具体的な策を教えてくる本です。

    また脳科学から見た内向型外向型の違いへの言及が面白いです。

    Introvert Meets Extrovert

    内向型と外向型がお互いの違いについて話し合う動画。

    英語だけど頑張ってみてみてくれ面白いから。

    「生まれ変わったら何の動物が良いか」「理想の職業は何か」「どんな場所が好きか」など様々な質問を投げかけそれぞれに答えてもらうのですが、お互いの価値観の違いが興味深いです。


    最後に、私がとても印象に残った内向型の友人の一言を紹介します。

    僕は現実に興味が持てない。現実は僕にとってはつまらない。
         だから絵を描いてる。絵で自分の世界を造りあげてる。

    はっとさせられたのを覚えています。

    暗いと不平をいうよりも、進んで明かりをつけましょう。ってことかーー!!

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