やりたい事が多すぎて何から始めればいいかわからない。
集中できなくてどれも中途半端になってしまう。
これ、実は私も最近まで悩んでいたし、みんなもきっと悩んでいるからこのページに辿り着いたことでしょう。
そう、この悩みを抱いているのはあなただけじゃないです。
これは選択のパラドックスといって、選択肢が多すぎるとその量に圧倒されてしまい、結局何も選べなくなる、何もできなくなってしまう状態。
今、あなたは選択肢の波に溺れ、大海で迷子になってしまっているのです。
岸に戻って、また地に足をつけて歩き出すための解決法をシェアします。
やりたい事が多すぎる時にやるべき5つのこと
1.やりたい事をリストアップする
まずはやりたい事を25個、紙に書き出してください。
なぜ25個なのかは、たまたま私の使ってるノートが25行だっただけなので、その辺は調節してもらって結構です。
紙に書き出して見える化することで、頭の中でごちゃごちゃと絡まって存在していた「やりたい事」が整列され、整理しやすくなります。
2.最もやりたい事を5つ選ぶ
書き出した25個のやりたい事の中から、その中でも重要な、今最もやりたい事を5つ選んでください。
こうすることで、やりたい事に優先順位がつき、今集中するべき事が見えてきます。
残った20個は、暇な時にやりたい20のリストとして、ノートや頭の片隅にしまっておいて、今は忘れてください。
こうして、優先度の高い、選んだ5つの事柄に集中するようにします。
3.選んだ5つを細分化する
選んだ5つを細分化して、何から手をつけるべきかわかるようにしましょう。
例えば、絵を描くと言っても、水彩画なのか油絵なのか、はたまたデジ絵なのか。
絵を描くための練習は何をするべきか。
ブログを開設するといっても、どんなテーマのブログか。
ブログを開設するために必要なスキルは何か。
単語の羅列でも良いので、自分が見てわかるように細分化して、手をつけやすいように情報を整理しましょう。
4.小さなゴールをつくる
さて、では集中するべき5つの事が決まったら、それぞれの項目に達成しやすい小さなゴールを設定してあげましょう。
例えば、
目標 | 小さなゴール |
---|---|
読書する | 今週は〇〇と〇〇の本を読む |
資格を取る | テキストを1日3ページやる |
絵を描けるようになる | 地域の絵画教室に通ってみる |
などなど、最初から遥か先にあるゴールを目指すのではなく、その経過地点に小さなゴールを設けてやります。
遥か先にあってぼんやりとしか見えなかった大きなゴールが、この小さなゴールの積み重ねによって、だんだんとはっきりと見えてくるようになってきます。
月ごと、あるいは週ごとにやることリストとして書き出してみましょう。
千里の道も一歩からです!!
5.今日やったことリストを書く
3行程度の箇条書きで良いので、今日やったことを、夜寝る前に手帳などに記しておきましょう。
日々のタスクの管理や整理になるのはもちろんですが、今日やったことリストは、行動と達成を可視化することで自信に繋がるという点で、精神面にもポジティブな影響を与えてくれます。
「今日は何にもしなかったな……」なんて日もあるかもしれません。
そんな時は、「郵便出した」とか「散歩した」とかでも良いです。
要は、小さなことでも毎日ちゃんと積み上げていることを、自分の目で確認することが目的なので、「今日はダメだったな……」と思うなら明日挽回するように努めましょう。
晴れの日もあれば雨の日もあります。そんな天気模様をしっかりと見つめてバランスをとれば良いのです。
まとめ
何か物事を達成するためにはそれに集中しなければいけません。
集中するためには、選択の幅を狭める必要があります。
選択肢がたくさんあることは良いことですが、私たちの時間と体力は有限です。
選択肢がありすぎて混乱すると、「選択しない」「行動しない」という望まない結果になりがちです。
全体を見渡そうとして光が分散され、おぼろげにしか未来が見えずに動けなくなっているなら、光を集中させて足元にスポットライトを当てましょう。
一歩を踏み出すためには目の前に光を当てることが大事です。
足元に光を当てながら一歩一歩着実に歩いていきましょう。
参考にした文献:
選択肢は多ければ多いほど幸福な人生を歩めるのか。
より良い選択をするためにはどうすれば良いのか。
人生は選択の結果の連続である。
今あなたがここにいるのも過去の選択の結果である。
その選択は果たして本当にあなたの意志なのか。
選択するってどういうことか、深く考えさせてくれます。