皆さん、「生きがい」という日本語が海外でわりと知られていることはご存知でしょうか?
この『Ikigai』という本に至っては5万ほどのレビューがあります。
『Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life』
そんな海外でも日本哲学としてよく知られている「生きがい」という考え方。
もし今あなたが、「生き甲斐が無い」と人生に悩んでいるなら、最後まで読んでいってください。
Ikigaiとは?
Ikigaiとは文字通り生き甲斐のことなんですが、海外で日本式の人生哲学として2017年頃にバズり、日本語のまま有名になりました。
生き甲斐とは生きる意味/意義のこと
そして人生は生き甲斐をつくるための旅
きっとみんな一度は「何のために生きてんだろ」と悩んだことあるよね?
もし人生の意義が見つけられずに迷子になっているなら、ちょっと立ち止まって探してみませんか?
“ Ikigai “とローマ字でググると、以下のような図がたくさん出てきます。

この図を私なりに解釈して日本語に訳したのが以下の図。(人によって解釈は多様)

生き甲斐を構成する4つの要素
- 好きなこと(喜び)
- 得意なこと(承認欲求)
- 社会からの需要(集団への帰属)
- 稼ぎになること(安心で安全な生活)
そして以下の4つは、生き甲斐をつくる人生において今あなたがどこにいるか。
人生における現在地
- 情熱(好きや得意があって楽しいが稼ぎにならなく生活が不安)
- 使命感(興味のあるイシューに使命を感じているが世の中に伝えるスキルが不足している)
- プロ意識(得意なことで仕事ができて快適だが愛が無く空虚だ)
- 天職(仕事が社会のためになっていて満足感はあるが情熱は無い)
私は情熱ゾーンにいます。
好きで得意なイラストやデザインで生きていきたい!でも現状ちっとも稼げていない。
夢見るバンドマン、夢見る漫画家、夢見る俳優…このゾーンに属す人は多いと思います。
「好きだけじゃ食べていけないよ」などと今まで散々周りに言われてきたことでしょう。
このゾーンに属す人の課題は、好きや得意で稼げる術を身に着けること。
自分を売るマーケティングのスキルを身に着けること。
このように、生き甲斐のある人生を歩むためには、それぞれのゾーンにそれぞれの課題があります。
あなたは今どこのゾーンにいますか?
生き甲斐を探すためのワークシート

てかそもそも好きなことも得意なこともない。やりたいこともない。
そんな人のための自己分析です。
何も無いと思っている人は、もっともっと奥深くまで内省する必要があります。
今回は生き甲斐をテーマに、以下のシートを参考に自己分析してみてください。


ノートを4分割して、生き甲斐の4つの構成要素(好きなこと・得意なこと・稼ぎになること・社会需要があること)を書きこんでみてください。
好きなこと
- 子どもの頃、飽きもせずやっていたことは?
- 大人になってから「もう一度やりたいな」と都度思い出すことは?
- 寝食忘れて没頭しちゃうことは?
得意なこと
- 学校教育や仕事で時間を多くかけて学んできたことは?
- 人によくやってほしいと頼まれることは?
- 何かスキルアップしたいことはある?
稼げること
- 今までどんなアルバイトや職業で稼いできた?
- 今の職業に就いてなかったら何になってた?
- 何でお金を稼ぎたい?
社会需要があること
- 周りの人間は何が好き?何が欲しいと思ってる?
- 自分の周りの環境に不足していることは?
社会需要に関しては、日本とか世界とか考えると難しいので、家族とか友達とか自分の周りの社会で大丈夫です。
書き出したら、4つのカテゴリの共通項、類似項を見つけてみてください。
ちなみに私はこんな感じ。


この共通項や類似項は、あなたの生き甲斐に繋がります。
人生で追い求めるべき事柄です。
なかなか思いつかなくても大丈夫。
生き甲斐は人生を通して創り出していくものです。
じっくり時間をかけて内省しましょう。
Ikigai: The Japanese Secret to a Long and Happy Life (英語) ハードカバー
IKIGAI: 日本人だけの長く幸せな人生を送る秘訣 (日本語) 単行本

