- モノを作るのが好き
- 絵を描くのが好き
- アートとか興味あるけどよく分からん
- デザイナーに憧れる
そんなクリエイティブな分野全般に興味があるけど、独学だったり初心者だったりで自信が無い、現代美術とか難しいことはよく分からんって人向けの、良きインスピレーションになってくれるおすすめ本5選です。
有名どころのなるほどデザインとかアイデアのつくり方とかは省きます。
クリエイティブな分野って書いたけど人類の営みだいたいクリエイティブだから全人類におすすめだよ
1. STEAL LIKE AN ARTIST /Austin Kleon
デジタル時代に生きる我々が創造力を発揮するためのガイド。
本書の一番最初に、パブロ・ピカソの以下の言葉が記されています。
芸術とは盗むことだ
パブロ・ピカソ
STEAL LIKE AN ARTIST (アーティストのように盗め)というタイトル通り、この世にオリジナルなんてものは存在しないと謳っています。
我々自体、父と母の半分ずつのコピーです。
生まれた時から周りのありとあらゆる物に影響されて私たちの思考や見た目、アイデアは形づくられています。
そしてデジタル時代になり、影響を受ける範囲は時空を容易く超えました。
そんな現代社会で、人生や仕事をちょっぴりクリエイティブにしたいと思っている人のためのアイデアが詰まった本です。
2. SHOW YOUR WORK! /Austin Kleon
STEAL LIKE AN ARTIST の続編。
良いものを作ってもそれを世間に知ってもらわなければただの自己満で終わります。
「自分の作品を知ってもらう」
世のアーティストの多くが苦手とし、苦労している部分でもあります。
私も苦手です。SNSマーケとか超苦手です。
でも著者はこう言います。
It sounds a little extreme, but in this day and age, if your work isn’t online, it doesn’t exist.
(極端な言い方かもしれないが、今この時代において、オンラインで作品を共有しないということは、この世に存在してないも同じ。)
Austin Kleon
恐れずにインターネットに作品を公開することの重要性について書かれています。
しかし、公開すると必ず批判する人も現れてきます。
そんな敵意剥き出しの人へのメンタル対処方についても触れられていました。
他人を批判することに人生の時間を使っている人に対して、あなたの大事な時間やメンタルを消耗しなくていいです。
そんな暇があったら何か作りましょう。
3. センスは知識からはじまる /水野学
わりとAmazonレビュー数が多かったので業界では有名な本なのかもしれません。
でも独学勢や初心者勢だと知らない人も多そうなのでおすすめしときますね。
こういうクリエイティブ系の本をいくつか読むと、どの本にも共通して書かれている内容というものが分かってきます。
そんな大事な点がシンプルに平易な言葉でまとめられていて、短時間でサクッと読めるけど本質的な事を述べている本です。
アイデアとかセンスとか創造力とか、そういった抽象的な、言葉で説明するのがちょっと難しい概念が、いったいどうやって形づくられるのか、どうしたら身につくのかを教えてくれます。
4. 大人の教養としての アート入門 /山内宏泰
世の中の大半の人はアートに興味がありません。
ピカソ、ゴッホ、モネくらいしか知らないし、なんかテレビで見たくらいの知識です。
でも知ってるとなんか頭良いっぽいからという理由で、知ってるフリをしてる人が大半です。
私も自分が本格的にイラストやデザインを独学するまではそうでした。
絵を描くのは好きだったけど、いわゆるアートというものにはたいして興味もありませんでした。
そんなアート無知勢にも優しく分かりやすくアートを教えてくれる本です。
これ読んでから上野の美術館にでも行ってみてください。
10倍楽しめます。
5. 「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
アートって全く高尚なものでもなんでも無いんですよ。
アートの歴史とか有名アーティストとか別に覚えなくてもいい。
そんなもんは好きになったら勝手に覚える。アニメと一緒。だから、
綺麗だな、美しいな、面白いな。なにこれ変だな。
アートを観て自分が何を感じたかを大切にしよう。
どうして自分はその作品に惹かれたのか、考えてみることからアートは始まると思います。