本は好きですか?
世の中には、思わず所有したくなる美しい美術品のような本がたくさんあります。
パイインターナショナル出版社
それが、PIEinternational出版社の図書。
- 世界のさまざまなデザイン・アート・文化を世界に紹介したい、届けたい。
- 魅力ある文化・優れたクリエイターと、世界との懸け橋でありたい
- 自分たちが感動した文化や才能を、日本と、世界と共有したい。
という企業理念の通り、デザイン性に優れた、目で観て楽しい美しい本がたくさんあります!!!!
全部欲しいーーーっっっ!!!集めたいーーーっっっ!!!
ってなる、素敵な本ばかり。
文字を読むための本ならもはや電子書籍で良いでしょう。
でも!!
目で観て楽しくて、紙の質感や、金箔、エンボスといった装飾、フルカラーの色の美しさを愛でるための本はやっぱり紙じゃないと!!
インテリアにもなるし!!
企業理念を要約すると、「自分の推しをみんなと共有したい!!」ってことですよね?
推しの作品を綺麗に装丁して、布教に勤しむ宣教社パイインターナショナル。
私もすっかり沼に引きずり込まれてしまいました。
海野弘×原条令子
私が今コツコツ集めているのが海野弘×原条令子シリーズ。
眺めているだけで胸がときめく美しい本ばかり。
美しすぎる。
どれも分厚いフルカラーのアートブックなので、創作のインスピレーションとしてもものすごくお勧めです!!
特におすすめはこちら。
鬼滅効果もあって、最近和にハマってるんですが、和のデザインはやっぱり美しい。
ひとつ興味深い解説があったので引用します。
色目(いろめ)を使うというと、気があるふりをして誘うことだが、着物のかさねの色目(しきめ)は平安時代に、いくつかの色をずらして重ね、虹のような色のスペクトルを見せるやり方だ。
王朝の女性たちは、袖や裾の色目によって自分の魅力をアピールした。なにしろ御簾の陰に身をひそめているので全身は見えない。そこで御簾の下から袖や裾の色目を付き出すことで男の気をひこうとする。これが色目を使うことなのだ。
普段何気なく使っているような言葉にもこんな背景があったのかと思うとすごくときめきますね。
このような海野弘氏による盛りだくさんの面白い解説と、時代を超えたアーティスト達の美しい作品と、原条令子氏監修の美しいブックデザインがたまりません。
原条令子氏シリーズには、このようなレターブックもあります。
文字通り、便箋として使える美しいイラストレーションの紙が100枚!!
今は、万年筆やレコードを筆頭に古いものが見直されている時代です。
レコード音楽を聴きながら、このレターブックに万年筆で誰かにお手紙を書きたくなりますね!!
是非是非一緒に美しい本の沼にハマりましょう。