花の命は短い。
でも長く楽しみたい。
そんな短命な可愛いお花達を、押し花、ドライフラワー、プリザーブドフラワーなどにして長い間楽しむ方法がありますが、中でも私はドライフラワーのあの退廃的な美しさが好きです。
なので、庭に咲くたくさんのお花をドライフラワーにして、どんなお花が綺麗にできるかいろいろ試してみたのでその結果をシェアします。
ドライフラワーの作り方
ドライフラワ―の作り方は主に以下の2つ。
- 自然乾燥
- シリカゲルによる乾燥
吊るしておくだけの自然乾燥は簡単だし、吊るしてる間もインテリアになって素敵。
でもシリカゲルによる乾燥の方が色味が綺麗に残ります。
私はこの1kgのを買ったんですがたくさん作りたい人は1kgじゃ足りないです。
なのでこっちの3kgの方がコスパも良いし買い足しました。
ドライフラワー用 乾燥剤 シリカゲル 3kg ×1袋 細粒タイプ
摘んだお花をこのシリカゲル乾燥剤に埋めて1週間程度待つだけ簡単。
お菓子に付いてくる乾燥材じゃなくて、このドライフラワー用のを使おうね。
なぜなら、これは細かいさらさらした砂状なので、複雑な花の形状の細かいところまで行き届いてしっかり乾燥させてくれます。
私はわっさぁ~やってしまっているけど、ちゃんとお花の形が崩れないように綺麗に並べてお花が隠れるよう完全に乾燥材で埋めるのがポイント。
出来上がったドライフラワー達
可愛い!!
写真のお花以外にも、これまでドライにしてみたお花はたくさんあります。
薔薇、紫陽花、チューリップ、ヴィオラ、ネモフィラ、菊、芍薬、芝桜、りんごの花、かすみ草、マリーゴールド、椿、ラベンダー、すずらん、ドウダン、パンジー、ミント……
などなど、数え切れないくらい。
どんな花が綺麗にできる?
いろんなお花で試してみた結果、以下のようなお花が綺麗にドライフラワーにできるなあと気づきました。
- 水分の少ない花
- 青い色素の花
- 1センチ以上ある小さすぎない花
❶ 水分の少ない花
水分が多いと乾燥しきるまでに時間がかかるので、それまでに劣化してしまい綺麗にできません。
「枯れただけじゃ……?」みたいな見た目になってしまいます。
上の写真は生花とドライフラワーを比べたものなんですが、マリーゴールドはあまり綺麗にできませんでしたね。
アップルミントも私的には微妙でした。
ただアップルミントはスワッグにもよく利用されてるのでこの辺は好みかな。
花びらが薄めですぐに乾きそうなお花を選びましょう。
❷ 青い色素の花
上記の写真からも分かるように、赤い花はドライにすると赤黒くなってかなりダークな印象に。
一方青い花はほとんど変色せず綺麗な青のままドライになってくれます。
ネモフィラは色味ほぼ変わりなし!!
赤い花でも青い色素を含んだ青みピンクや赤紫っぽいお花はわりと綺麗に仕上がります。
❸ 1センチ以上ある小さすぎない花
水分が抜ける分花は縮みます。
花により収縮の具合は異なりますが生花の半分ほどに縮んでしまうものも。
なので1センチに満たないような小さい花は、ただのゴミみたいになってしまう可能性も。
この勿忘草がギリギリのラインかなと思います。
綺麗にできてるものもあれば、縮こまってくしゃくしゃになってしまったものもありますね。
せめて花びらが1センチはあるお花を選びましょう。
初心者におすすめの花3選
初めてドライフラワーをつくるならおすすめの花3選がこちら。
- ラベンダー
- かすみ草
- 薔薇
どれも吊るしておくだけで綺麗にできて技術要らず。
しかもラベンダーは香りがとても良く、1年経ってもまだ香っています。
かすみ草はインクを吸わせて色付けしても楽しいし、薔薇はドライフラワーの定番で、アンティーク雑貨好きにはたまりません。
買っても楽しいドライフラワー
吊るすだけならまだいいけど、シリカゲルを使ってドライフラワーを作るのって待たなきゃいけないし綺麗に並べなきゃいけないし、結構手間と時間がかかるんですよね。
作るのちょっとめんどくさいなーとか、季節を問わずに楽しみたい時は迷わず買いましょう。
安さ重視ならAliExpressがおすすめ。
配送料込み500円しないで買えるものがほとんど。
small Dried Flowers Pressed Flowers
上記2つはどちらも実際買ってみましたが、品質に問題はありませんでした。
いろんな種類が入っててお得だし、染色もしてあるし、自宅で作るよりむしろ綺麗。
ただし海外配送なので2週間~1か月程度と配送期間が長くかかるのと、梱包がテキトウなので配送中にちょいとぐしゃってなる場合もあるので、速さとクオリティ、信用重視なら、多少高くても国内のショップで買った方が良いですね。
ドライフラワーライフ楽しみましょう( ◠‿◠ )