イラストレーターのペンツールが苦手で……。
イラストレーターで描くと図形っぽくなるのがなんか苦手。
そんなあなたのための記事です。
イラストレーターでもかなり手描きに近い感覚で絵を描く方法があります。
目次
手描き風の絵には塗りブラシツールを使おう
イラレと言えばベジェ曲線!ペンツール!ですが、手描きっぽい絵を描くなら塗りブラシツールを使いましょう。
これ↓
実際に塗りブラシツールでササッと描いてみたチューリップ。
ほとんど手描きと同じ感覚で描けます。
塗りブラシツールの特徴
- 線じゃなく塗りになる
- 同じ色で描くと勝手に合体される
- 違う色で描いたものは別オブジェクトになる
- シェイプ形成ツールを使えば塗りつぶしも簡単
塗りつぶしに便利なシェイプ形成ツール
塗りブラシツールで普通に鉛筆で描くみたいに塗りつぶしてもいいんですが、シェイプ形成ツールを使えば一瞬です。
ね、簡単でしょ?
ペンツールと塗りブラシツールを使い分けよう
ペンツールで描いたサボテン(左)と、塗りブラシツールで描いたサボテン(右)。
それぞれに違った魅力がありますよね。
ペンツール | 塗りブラシツール |
---|---|
図形が得意 | 味のある手描き風が得意 |
幾何学シェイプは任せろ | くねくね曲線は任せろ |
調整・修正が簡単 | 調整・修正はめんどい(消しゴムとワープツールでなんとか) |
複雑なモチーフはめんどい | 複雑なモチーフこそ得意 |
必要最低限のパスで済む | パスがいっぱいできる |
オブジェクトがいっぱいできる | 必要最低限のオブジェクトで済む |
と、ホコタテみたいな関係なので上手に使い分けましょう。
ペンツールは慣れないと思ったように線を引くのも大変なので、使うのも億劫になりがち。
ペンツールめんどいよ~苦手だよ~でもベクターで描きたい!
そんな時は無理にペンツールを使わずとも塗りブラシツールを活用してお絵描きを楽しみましょう!!
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